池上本門寺で祈る

微妙庵

微妙庵(みみょうあん)は池上本門寺の境内外にあり、池上七福神の一つに数えられる毘沙門天をお祀りしているお堂です。厄除けと学問の神であり、その摩訶不思議な縁起もあって、近隣は元より古くから多くの信仰を集めています。

開基
元禄二年(1689)安詳寺第ニ世教善院日悟法師が小原七郎左ヱ門から土地の寄進を受け、教善坊を建立を初とします
改称
宝暦年中(1751)に蓮沼近くから現在の地に移転し、微妙庵と改称
住所
東京都大田区池上3-38-23
電話番号
03-6303-5177(10:00~16:00)
主な行事
  • 毎月17日:微妙庵題目講
  • 節分後の寅の日:初寅会
  • 11月1日:お会式(夜:万灯練供養)

微妙庵は池上本門寺の境内外にあります。詳しくこちらの「微妙庵(googleMap)」をご覧下さい。
池上七福神は「池上七福神マップ(googleMap)」をご覧下さい

海中出現の毘沙門天

安永二年(1773)9月10日、江戸に向かう舟にて品川の海を渡っていた小原甚助(15歳)は、船中の中で唯だ一人、海中に光輝く仏像を見つけ、それを拾い上げる。そのまま家主の物置に入れて数日、主人の木原市之助が突如、高熱で倒れ、八方手を尽くしても薬効なく、最後の頼みと占い師に問えば、汝の家にその因ありと告げられる。使用人を集め、一同に問いただすと、甚助が海中に光輝く仏像を拾い上げたることを語る。早速、木原氏はその仏像を床の間に安置し、法華経を読誦すれば忽ち熱が下がる。それに驚き、感謝の唱題を数日続けると神夢を見る。

「吾れ、数年、荒波にもまれ、鉾と宝塔を失えり」

木原氏は直ぐに仏師に依頼し、その鉾(ほこ)と宝塔を備え、初めて北方の守護神・悪鬼を除く毘沙門天と心づく。これは有難き法華経の大山(池上本門寺)麓に生まるる法徳なりと覚え、池上本門寺第三十世日利上人に開眼を請う。然るに海中出現の毘沙門天は霊験あらたかにして、在家に奉安しがたく、徳持の北にあたる微妙庵にて格護することとになる。
その後、参詣祈願する者の諸病を平癒し続け、昭和二十年4月24日夜半の空襲にて諸堂は灰燼に帰するも、毘沙門天は加護により難を逃れる。現在、安置さるる本堂は、昭和四十四年11月3日、町内各有志信徒のご協力・ご尽力により、再建、現在に至る。

池上七福神

微妙庵には池上七福神の一つ、毘沙門天が祀られています。毎年、多くの方が池上七福神にご参詣頂きますが、池上七福神巡り用の色紙は、曹禅寺と養源寺の2箇所で頒布されていますので、是非、お立ち寄り下さい。また池上七福神の全ての場所示した地図はこちらの「池上七福神マップ(googleMap)」をご活用下さい。

池上七福神
名称福神住所
曹禅寺(色紙頒布)布袋尊大田区池上7-22-10
微妙庵毘沙門天大田区池上3-38-23
馬頭観音堂大黒天大田区池上3-20-4
厳定院弁財天大田区池上2-10-12
本成院福禄寿大田区池上1-35-3
妙見堂寿老人大田区池上1-31-11
養源寺(色紙頒布)恵比寿大田区池上1-31-1