新春の厄払い
節分会追儺式

 2月3日(土)、節分会追儺式(ついなしき)が盛大に執り行われました。
 午後1時、裃(かみしも)を身につけた福男・福女の皆さんが徳持会館から大堂まで練り歩き、新春の慶びを分かち合いました。午後2時より大堂において菅野日彰貫首大導師のもと節分会追儺式法要が執り行われ、山口顯辰学監と東京南部修法師会の僧侶による加持祈祷により、今年一年の無病息災と開運招福が祈念されました。また大堂内で福男・福女の皆さんと共に豆まきが行われ、菅野貫首は「私たちの心の中で育ってしまった鬼を堂内の豆まきで成仏させ、清らかになった福徳を、今度は集まって頂いた皆さんにお届けしましょう」と呼びかけました。午後三時、晴天のもと参列者全員で特設舞台へ進み、大鐘を合図に豆まきが行われ、大きな歓声が響き渡りました。
 この福徳が能登半島地震被災者の皆様にも届き、一日も早く安心した生活が戻りますことをお祈り申し上げます。

  新春の風物詩
大森土木鳶建設組合はしご乗り奉納

 1月8日(月)、成人の日にあわせ、大森鳶組合による「はしご乗り奉納」がコロナ禍以来、四年ぶりに行われました。
 垂直に立てられたはしごの高さはおよそ六メートルで、軽快な動きでてっぺんまで登り、様々な妙技を披露します。中にははしごから転げ落ちるような姿勢になる技もあり、観客からは驚きの声と賞賛の声が上がっていました。最後には梯子の上からお菓子がまかれ、新年の慶びとともに新成人の皆さんをお祝いしました。
 また、晴れ着姿の新成人の皆さんが大勢大堂へ参拝し、満面の笑みを浮かべていました。

  池上本門寺信行会
新年初開帳

 1月12日(金)の午前11時より、大堂において菅野日彰貫首大導師、山口顯辰学監・山村栄慎総務部執事副導師のもと信行会の新年初開帳法要が営まれました。信行会員12名が参列し、日蓮聖人へ新年のご挨拶と共に報恩の読経と唱題を捧げました。
 法要後に新年会が開かれ、菅野貫首、山口学監、山村執事が参加し、信行会の会員と親交を深めました。

  守りたい文化財がある
文化財防火デー消防演習

 昭和24年1月26日、奈良県法隆寺金堂で発生した火災により、国宝の十二面壁画の大半が焼損しました。国はこれを機に、昭和30年から毎年1月26日を「文化財防火デー」と定め、全国の神社仏閣等で消防訓練を実施し、貴重な文化財の火災予防を推進しています。
 1月26日(金)、池上本門寺五重塔前において、大森消防署及び大森消防団第五分団、池上本門寺自衛消防隊による消防演習が行われました。
 午前10時に五重塔から出火したという想定の下、本門寺自衛消防隊が大森消防署へ通報、消火器と屋外消火栓を使用した初期消火を行うと共に、怪我人の応急救護などを行いました。大森消防団と消防署が到着すると速やかに消火活動を開始し、最後には消防ポンプ車と消火栓を使い、五重塔に向けて一斉放水を行いました。
 近隣の保育園児達が見守る中、訓練の成果を発揮することのできた演習となりました。

  ご苦労様でした
1月の団体参拝

  • 7日 栃木県 妙正寺 30名
  • 14日 大田区 永寿会 11名
  • 24日 新潟県 玉泉寺・深光寺・東城寺参拝団 18名
  • 25日 立正和協会 42名
  • 27日 神奈川県 安立寺 40名
  • 30日 千葉県 寳蔵寺 15名