夜空を見上げて

昔からの「かぐや姫伝説」のように、月に住んでいるといわれる生物の語は世界中にあるが、実際には姫もうさぎも見当たらない。宇宙人の話も昔からあるが、これもまた映画の中でしか今のところ会うことが出来ていない。
しかしながら、地球以外の星で生物を見つけようという研究は、地球の成り立ちの研究にもつながるので、地道に行われている。
最近土星の月に生命体?というニュースを見た。地球が月と呼ばれる衛星を一個持っているように太陽系の土星は35個もの月があり、木星は48個という子沢山だが、土星の月の中のエンケラドゥスという名の月で生命体を作り出す環境が観測された、というのだ。
土星探査機「カッシーニ」の調査を分析した結果だというが、よく判ったと感心するばかりである。たとえ細胞でも、居た、としたら、太陽系以外に宇宙人がいてもおかしく無い、ということになる。夢はどんどん広がるが、宇宙人を迎えるには地球が平和であり続けることが何より大切、ということに間違いは無い。

合掌

酒井智章