131名の先師へご回向を
第四十八回宗門先師追悼法要

お題目の弘通、宗門の発展に尽力した僧侶にご回向を捧げる「宗門先師法要」が十一月二十一日 (水) 、池上本門寺本殿を会場に厳かに営まれました。
菅野日彰管長大導師のもと、大塩孝信宗会議長、磯貝宣明審査会長が副導師をつとめ、中川法政宗務総長、宗務院役員各聖、全国宗務所代表として楠山泰道神奈川県第二部宗務所長が参列し、全国より集まったご遺族と共に報恩の誠を捧げました。
式中、中川宗務総長より追悼文が捧げられ、昨年の十月一日から本年の九月三十日までに宗務院に遷化の届け出のあった一三一名の先師に対し、お題目の広宣流布と寺門興隆・檀信徒教化に心血を注がれた法功を讃えました。
響き渡る読経のなか、参列者が香を手向け、回向では先師一人ひとりの遷化月日と法号が読み上げられると、遺族は深々と頭を下げ合掌していました。

  池上本門寺主催
身延山久遠寺輪番奉仕

十一月十四日(水)から十五日(木)にかけ、菅野日彰貫首引率のもと梅本明宏参拝部執事ほか四十七名の参加者と共に、総本山・身延山久遠寺へ参拝しました。
早朝七時半に集合した一行は、菅野貫首導師のもと大堂へお参りし、道中の安全を祈りました。久遠寺に到着後、水鳴楼にて内野日総法主猊下導師のもと委嘱式が執り行われ、法主猊下に代わり日蓮聖人に御給仕を捧げるよう委嘱されました。日蓮聖人のご遺骨を奉安する御真骨堂にて梅本執事導師のもと法儀を執り行い、お祖師様への給仕奉仕の誠を捧げた後、菅野貫首指導のもと常唱殿にて唱題行を奉行し、御廟所を参拝して日蓮聖人の霊気を全身に感じる一日となりました。一行は菅野貫首の谷中学寮寮監時代の教え子である佐藤順行上人が住職を務める志摩房へ宿泊し、佐藤上人から心温まるおもてなしを頂きました。翌朝は久遠寺の朝勤に参列し、日蓮聖人の御説法を拝聴するように読経に身を委ねていました。
身延山を後にした一行は、静岡県富士市の本山・岩本実相寺に参拝し、小松淨慎貫首猊下にお出迎えいただき、御開帳を受けました。
日蓮聖人へのご報恩にあふれた二日間となりました。

  裏千家今日庵主催
御供茶式

十一月十六日 (金) 、裏千家今日庵恒例の「御供茶式」が金子元彦執事長導師のもと大堂にて営まれました。
参列者の見守る中、淡交会理事の碧流斎宗陽 (伊住公一朗) 様による濃茶・薄茶二碗が謹点され、伝供役の僧侶により日蓮聖人の御宝前へお供えされました。
御供茶式の添釜として裏千家・河原宗孝先生の茶席が設けられ、松濤の間では、本門寺の学僧がお手前を披露する「あゆみ会」の薄茶席が開かれました。この「あゆみ会」の席では毎年本門寺護持の霊宝を用意しており、今回は本通院日允聖人筆「如実」が掛けられました。茶席には碧流斎様にお越し頂き、学僧の点てたお茶を召し上がって頂きました。

  ご苦労様でした
11月の団体参拝

  • 7日 台東区 臨済宗妙心寺派金龍寺 14名
  • 14日 大阪府 圓珠寺 8名
  • 17日 宗務院成人沙弥講習会 22名
  • 19日 浄土宗東京教区豊島組 33名
  • 21日 新潟県 妙孝寺 35名
  • 25日 茨城県 一心寺 33名
  • 30日 千葉県西部寺庭婦人会 9名