よろこびいっぱい
春まつり

 4月5日(土)、6日(日)の二日間にわたり「池上本門寺春まつり」が開催されました。満開の桜が池上の春を彩り、大勢の参詣者が訪れました。
 5日の午後1時より、木内隆志執事長導師のもと五重塔にて平和祈願法要が営まれました。修法師が参列者へ向けて加持祈祷を行い、世界平和と参列者の健康を祈りました。
 6日、午後1時から花まつりパレードが行われました。若干の雨となりましたが、朗子クラブ・池上スポーツクラブ・花の精の子供達が本門寺境内を元気に練り歩きました。二時から本殿で菅野日彰貫首導師のもと、お釈迦様の誕生を祝う花まつり法要が営まれ、子供達が参列し、お釈迦様へ献灯献花を捧げました。法要後には花まつりコンサートが開催され、法要で聖歌隊として出仕した池上朗子合唱団による演奏が披露されました。
 両日にわたり五重塔特別開帳が行われ、五重塔お守りと特別御朱印を求める人で長蛇の列ができていました。

  僧堂修行の集大成
学僧報恩法要

 3月12日(水)午後3時より、本殿において学僧による報恩法要が執り行われました。菅野日彰貫首ご臨席のもと、山口顯辰学監が導師を務め、九名の学僧がそれぞれの役割を担い、法要に臨みました。
 法要には、菅野貫首奥様の理惠様、ご息女の詩子様、法式・声明指導者の星野顯聡上人、本門寺学僧指導部の皆様、学僧のご親族に加え、日頃より学僧の勤行を見守ってこられた檀信徒の皆様が参列されました。
 学僧達は各々が与えられた役割をしっかりと果たし、厳粛かつ緊張感のある法要となりました。

  ご先祖様へご供養を
春のお彼岸法要

 3月17日(月)、午後2時より菅野日彰貫首大導師のもと、本殿において奉賛会春季彼岸会法要が営まれました。法要後に奉賛会総会が開催され、菅野貫首と共に会長の横溝健之さん、副会長の望月清志さんが出席され、会員一同と懇親を深められました。
 20日(木)に壇信徒春季彼岸会中日法要が営まれ、午前11時から木内隆志執事長導師による第一座、午後2時より菅野日彰貫首大導師のもと、第二座の法要が営まれました。
 法要には大勢のお檀家さんが参列され、共に読経・唱題を捧げました。

  思い再び
東日本大震災追悼法要

 3月11日(火)午後2時より、大堂において木内隆志執事長導師のもと東日本大震災追悼法要が営まれました。
 大森蒲田仏教会会員、本門寺信行会会員が参列し、犠牲となられた尊い御霊の安らかなることを祈念し、厳粛な法要が営まれました。  法要後、木内執事長は挨拶の中で、「あれから十四年という歳月が流れましたが、あの日、あの時、大きな悲しみに直面したことを私たちは決して忘れることはありません。次世代へ語り継いでまいりましょう」と述べました。参列者からは「震災の記憶を決して風化させてはならないと再確認しました」といった声が聞かれました。
 私たちは、この震災で得た教訓を胸に刻み、今後も防災意識を高め、地域社会の安全と発展を心から願う貴重な時間となりました。

  新たな一歩
学僧卒寮式・上山式

 春の息吹が感じられる3月25日(火)午前10時より、大堂において菅野日彰貫首導師のもと、学僧卒寮式が執り行われました。長きにわたる学僧生活の締めくくりとして、卒寮生たちは心を込め、お祖師様に最後の読経唱題を捧げました。
 菅野貫首からは、卒寮を迎える野島泰延、武藤玄丞、宮本顕護の三名に対し、一人ひとりの名前が呼ばれ、修了証と貫首直筆の一遍首題が丁寧に授与されました。貫首の温かい眼差しと励ましの言葉に、卒寮生たちはこれまでの努力が報われた喜びと、新たな道への決意を胸に刻みました。
 続いて27日(木)午後2時からは、学僧上山式が執り行われました。新たに修行に励む小室隼輝と岩重啓秀が、大堂御宝前にて、仏道修行に邁進することを力強く誓いました。菅野貫首からは、二人に対し僧侶としての第一歩を踏み出すにあたり、温かい励ましの言葉と共に袈裟が授与されました。
 上山式に臨んだ二人の学僧は、緊張した面持ちの中にも、これから始まる修行生活への期待と決意を新たにしていました。参列した学僧や関係者からは、温かい拍手が送られ、彼らの新たな門出を祝福しました。

  ご苦労様でした
3月の団体参拝

  • 12日 群馬県 安中仏教会 16名
  • 27日 長崎県 良國寺・妙國寺合同参拝団 25名
  • 29日 東京都 宝晃寺 21名