池上本門寺を読む
短歌・俳句
『池上誌』に投稿された短歌・俳句をご紹介します
短歌 選者 清水麻利子
春の陽はしみらに照りて池上の
山の樹の芽も萌えそめにけり
山の樹の芽も萌えそめにけり
三瓶 宗正
人として生きる機縁に深謝して
仏教学ぶや朗子会館
仏教学ぶや朗子会館
萩野谷 雅樹
ぎこちなくそっと抱(いだ)きし幼な子や
バァバ感激帰路お目見得
バァバ感激帰路お目見得
辻井 良枝
リハビリに向かう空地にホトケノザ
亡母(はは)教えたり草取り厭(いと)えば
亡母(はは)教えたり草取り厭(いと)えば
小林みよ子
我が師逝きその影を追い吾もまた
いずれあの世で巡り合わんと
いずれあの世で巡り合わんと
瀧口 陽耕
ヘルパーに助けられつつ一人居を
守りて来しも卒寿の友は
守りて来しも卒寿の友は
水野 博子
独りでも歌をうたへば幸せの
ホルモン出ると中二の孫は
ホルモン出ると中二の孫は
水野 博子
ああこの声だつた友と会ふ
五十八年歳月流れ
五十八年歳月流れ
松田 惠子
俳句 選者 能村研三
囀りや今朝から勤行新貫首
酒井 智章
コンビニへ辞儀低うして遍路笠
阿部眞佐朗
なみよろふ安房の低山椿東風
峰崎 成規
くれなゐの色の重さや寒椿
菊地 光子
本山の座す別格の白牡丹
藤代 康明
草の芽や半ば埋るる伏せボート
小形 博子
読みかけの本に囲まれ春愁
伊藤よし江
初蝶の心もとなき翅づかひ
関根 瑶華
探梅は槐の色のハンチング
石川 笙児
夕桜ほむらのごとく色香立つ
佐藤 浩章
ここで掲載している「短歌・俳句」を始め、月刊『池上』には、様々な記事を掲載しています。どなたでも年間購読(1200円/年)が可能です。ご希望の方は、下記「年間購読フォーム」にてご連絡下さい
年間購読フォーム

